くろーんもーのクロ歴史

2018年の3月に35歳を過ぎてクローン病と診断されたおっさんの備忘録的なブログです。病状や治療のことを書き綴ります。

7回目と8回目の折り返しと転院後最初の診察 その1(1/2)

4/30(火)のレミケード後の体調は、
1週目は、最初の2,3日はわずかに出血があったが、その後は出血もなくなり、便の状態も良い状態に回復。排便の回数も一日2,3回以内に落ち着く。

2週目も同様の調子で、土曜の夜に飲酒をしたので日曜は下痢気味だったが、月曜にはまた良い状態に戻った。

3週目は火曜と水曜の夜わずかに出血があった。木曜朝は良い状態。
日曜に下痢になり出血がある。月曜も軟らかめで排便が多く(5〜6回)、夜にそれまでより少し多めの出血があった。

4週目の火曜は回復してよい状態に戻ったが、週末は良くなかった。
金曜は午前までは良い状態で排便の回数も少なかったが、夜に多めの出血。土曜も日中に長く歩いたためか便は軟らかく、排便回数も多く出血もある。日曜も軟らかく、回数は4〜5回、夜に少し多めの出血。月火も軟らかめで出血あり。排便の回数も多い。

 
5/29(水)11:00が、予約していた転院先の初診時間だったので病院に向かった。
やや余裕を持って病院に着くと、受付が混んでいて椅子が空いてないくらいだった。

初診の受付窓口で紹介状を出しながら、転院してきた旨と予約の時間、名前を伝えた。
すぐに予約の確認はとれ、紹介状を回収されて、問診票を記入するように言われた。

問診票を記入し、提出すると診察の流れを渡され、待合室で待つように言われた。
しばらくすると名前を呼ばれ、受付横のスペースで看護師による問診票の確認が行われたが、ここでちょっとしたトラブルが起きた。

クローン病の治療の継続が目的で今日は今後の治療方針を立てに来たと言うと、看護師が困った顔で「こちらは肛門科で、クローン病IBDの専門外来の方へ・・・」と言われる。
確かに、(転院前の病院から)紹介された医師は肛門の専門医で、系列の病院にはIBD専門の科もあるため看護師の言っていることが正しいのだが、
こちらとしては紹介状に医師名が明記されているのでそれを無視も出来ない。

紹介されてきたことや、事前に問い合わせてこちらに来るように言われたことを説明すると、「(そこで診るか、専門の科に再紹介になるか)確認してきますのでここでお待ちください」と言われ、しばらく待つことになった。

ボケーッと待っていると、「こちらで診ます」ということになり、問診票の内容を確認して、2回の待合室へ移った。

比較的大きい病院ということもあり、診察室も6つ(8つ?)あり、中待合にも多くの人がいた。
これまで行っていたこぢんまりとしたクリニックとは異なり、明らかに具合が悪そうにしている人が何人も目に付き、気の毒に思う。

中待合で待っていると名前を呼ばれて診察室の前で待つように言われ、移動する。
診察室前でまた待った後、名前が呼ばれて診察室へ向かった。

診察室では、問診票の内容だけでなく、クローン病と診断された時や診断前の様子も含めた丁寧な問診があり、その後に肛門の診察を受けた。

久しぶりだが要領は分かっているので、ベルトを緩めてベッドに横になって膝を折り曲げ、ズボンを下げた。慣れているのだろう、準備をする看護師さんの手際もタイミングも良かった。

肛門にべちょりとしたものが塗られ、入口近くををグリグリ。
「ここ痛いねー。ごめんねー。」と言われながらグリグリされるが、私としては「???それほどでもないけれど?」だった。

だんだん奥をグリグリするが、私が上手くいきめなかったので入っていかず、一端抜いて空気を入れられた後に再挑戦。
今度は(体感的にも)上手く入っていったが、奥をグリグリされると痛い。
さっきの「ここ痛いねー」の箇所より断然痛い。「痔瘻が悪くなっているのか・・・くそー」と思いながら耐えていると、ようやく終わった。

お尻を拭かれてズボンを直して、診察の結果を聞いた。
クローン病の典型的な肛門症状だね」と言われ、痔瘻よりも入り口付近の切れ痔のことを説明された。最初の「ここ痛いねー」の箇所はこの大きな切れ痔の部分に触れていたようだ。
また、肛門が狭くなっていることも指摘され、奥へグリグリすると痛い理由がわかった。
肛門が狭くなっているのは、切れ痔の部分を(クローン病の下痢で)緩い便が何度も通るため、炎症が治らず繰り返して、肛門の壁が厚く固くなっていくということだ。
最近、便が少し細くなっている気がしていたが、それも肛門が柔軟性を失ってきて広がりにくくなっているためだと言われた。
診察後の説明も丁寧で、模式図も使い、質問にもしっかり答えてくれた。

今後の治療については、肛門部に切迫した異常が無いため「排便が困難になったり、悪くなったらちゃんと診るからね」と言われて系列の病院への再紹介となった。
別の日に予約を取るのかと思ったら、「今、手紙(紹介状)を書いて車で送っていきますからね」と言われ、その日のうちに診てもらえることになった。

診察室の前で待つように言われたので、椅子に座って、声をかけてきた患者のおじさんと世間話をしていると、
看護師さんに呼ばれ、目的のIBD科の午後の診察が13時からなので、食事を摂って会計をした後に送ってもらうことになった。

病院のレストランでそばを食べて予定の時間より少し前に会計に着いて待っていると、予定の時間ちょうどに名前を呼ばれ、会計を済ませると公用車の運転手さんに声をかけられて車に案内されていった。
患者さんも多く、大きな病院なのに、このあたりの連携や連絡が行き届いていて非常に気持ちよかった。



続きは↓ 

cd-mo.hatenablog.com