くろーんもーのクロ歴史

2018年の3月に35歳を過ぎてクローン病と診断されたおっさんの備忘録的なブログです。病状や治療のことを書き綴ります。

今年の特定医療費助成の更新は不要に

先日、横浜市から郵便が届いた。
封筒を開けなくても表に「更新申請所在中」とあるので受給者証の更新書類が来たのだと分かった。

5月はじめの時点で、横浜市のHPに「今年度の更新に臨床個人調査票は不要」というアナウンスが載せられていたので、
「今年は書類記入だけで楽だなー。高額かつ長期は付けられるか計算してみないとなー」と思いながら封筒を開けた。

中身を取り出すと、妙に薄い。宛先の他には1枚しか入っていない。
書類が薄い(ペラ1枚)ときは大概良くない知らせの時だ。
「今年度は予算不足で受給できませんとかじゃないよな?」などと混乱しながら中身を確認すると、
「今年度に限り更新手続きは不要」、「有効期限の1年延長」の文字が飛び込んできた。

中身を要約すると、
今年度は、新型コロナウイルスの蔓延により更新手続きを廃し、すでに受給者証を持っている者はその期限を1年間延長(来年の9月30日まで)する。
新しい受給者証は(例年通り)9月末日までに送られる。
と、いうことだった。
同様のアナウンスは、横浜市の、更新された今年度の更新手続きのページにも記載されている。

内容を理解すると、不安から一変、「臨床個人調査票だけでなく、更新手続き自体しなくて良いとは楽だー!」と喜んで、妻から不審な目で見られることになった。



有効期限の1年延長は、厚労省からのお達しなので、横浜市以外の自治体でも同様の措置がとられると思うが、受給者証の内容が変わるようなら、
自治体の更新に関する問い合わせ先(通知書類や自治体HPにある)に確認をした方が良いだろう。

私の場合は昨年から高額かつ長期の項目が認められているし、収入も病態も変わっていないので、現状維持で文句はないが、
例えば、昨年の今頃から生物学的製剤を始めた患者さんなどは、本来なら今回の更新で高額かつ長期の助成が認められる可能性がある。
また、手元の資料だけでは、退職などで世帯所得が大きく減った場合も、ちゃんと区分を変更してもらえるのか不明だ。
不安があるならそのままにせず、今のうちに確認しておく方が面倒がないだろう。