くろーんもーのクロ歴史

2018年の3月に35歳を過ぎてクローン病と診断されたおっさんの備忘録的なブログです。病状や治療のことを書き綴ります。

レミケード4回目

今回は8週間間隔になってはじめてのレミケード。

間隔が長くなり、途中で薬の効果が薄れて症状が強くならないかと心配していたが、それほどひどくなること無くこの日を迎えられた。

 

いつものように朝一で病院に行き、待っていると、この日は15分くらいで呼ばれ、問診をされた。1ヶ月が経過したくらいから調子が下がり気味だったことや、6週目に出血などがあったことを伝えた。

出血や軟便が続いた期間や、現在は落ち着いていることの確認をされ、(1ヶ月前に受けた)血液検査の結果から貧血などが良くなってきていることも告げられた。

 

問診で問題がなかったので、レミケードの点滴を受けることになり、点滴室の前で準備が整うのを待った。10分程度待つと名前を呼ばれて、いつも通りの抗ヒスタミン剤を服用し、体温・酸素飽和度・血圧を測定してから採血をされ、点滴となった。この日は微熱があり体温はやや高い37.2℃だったが他はいつも通りの値を示し、別段問題となることはなかった。その体温も点滴を受けている間に36.9℃まで下がり、その後は安定した。

これまでも副作用などが現れることは無かったので、看護師から「今日は30分に一回確認に来る」旨を伝えられ、ナースコールの場所を確認して点滴が始まった。その後は持ち込んだ本を読みながら、30分に一回ずつ体温・酸素飽和度・血圧の測定をされるという毎度おなじみの時間が過ぎていった。

この日も副作用やトラブルはなく、点滴も快調に進んだのでいつもよりだいぶ早い12時過ぎには終わってしまった。

点滴室から出てトイレを済ませ、いつもの調子で気楽に待合室に戻ると、まだ多くの患者さんが待っていて、少しびっくりするとともに「今日は早く終わったんだなー」と改めて実感した。

 

「早く帰れてラッキー」と思ったのもつかの間、大変だったのはその後だった。

病院で支払いをして薬局に向かいながら処方箋を見ると、2ヶ月分のエレンタールが処方されている。

これまでは検査などがあって1ヶ月おきの通院が最長だったが、今回からは、次回のレミケード点滴まで通院しなくて良いことになったので、その分、薬の量もこれまでの倍になっている。

薬局に行って処方箋を渡して待っていると、エレンタールの段ボールが次々に積まれていった。すぐに自分のものだと分かったが、事情を知らない他の患者さんには若干奇異の目で見られていたような・・・?

結局、18箱分(4箱入りの段ボール4つとバラで2箱)が積み上げられ、それに加えてフレーバー18箱とペンタサに鉄剤も2ヶ月分が加わったので大荷物になってしまった。

そして、いつもは薬局のおじさんが(サービスで)家まで運んでくれるのだが、この日に限って手が離せないとのこと。郵送してもらうよりタクシーで運んだ方が安いという助言をもらったので、早速タクシーを呼んでもらい、家まで運ぶことにした。

薬局に迎えに来たタクシーに「薬が多いのでトランクを空けて」と言って建物へ引き返すと、運転手さんには「?」という顔をされたが、戻ってきた私と薬局のお姉さんが段ボールをどっさり運んでくるのを見て納得したようだった。一人で降ろすのが大変だと思ったのか、家に着いてからは荷下ろしも手伝ってくれた。

 

肝心のレミケードの効果は、今回もしっかり現れていた。

点滴を受けた当日からトイレの回数は一日1回程度になり、点滴の翌日からは出血もなくなった。便の状態の回復はやはり時間がかかり、10日程度は下痢になることもあった。2週目の週末頃からしっかり形を保ったものになっている。

8週間後がちょうど年末に当たるので、次回は年明けになる。それまで効果が保つのかが少し心配である。