くろーんもーのクロ歴史

2018年の3月に35歳を過ぎてクローン病と診断されたおっさんの備忘録的なブログです。病状や治療のことを書き綴ります。

レミケード9回目(倍量投与2回目)その1(1/2)

8/14に2度目のレミケード(インフリキシマブBS)の倍量投与を受けた。


台風が接近しており、天気が不安定だったので電車の遅延も考えて少しだけ早めに家を出た。
家を出るときには曇っていて、涼しいのがありがたかったぐらいだったが、病院の最寄り駅から外に出ると雨がザーザー。
一緒に降りたサラリーマン風の兄ちゃんはビショビショになりながら傘を求めてコンビニに駆けていく。
「(もっと酷くなるであろう)台風が最接近する日でなくて良かったな」と考えながらカバンから携帯用の傘を取り出し病院に向かった。


予約した8:30の少し前に受付に付き、予約票に診察券と保険証、特定疾患の受給者証を出した。
しばらく待つと「まず血液検査がありますので待合室でお待ちください」と案内されたので、待合室へ移動して待つ。

10分ほどで検査に呼ばれ、アルコール消毒のアレルギーなどいつもの確認をされて採血をされる。
採決後は止血バンドをして血が止まるのを待ったのち、再び待合室に戻って診察を待った。

30分ほど待つと名前を呼ばれて診察室に入る。
先ほどの血液検査の結果が出ており、CRPが2.4とまだ高いことや、他の値も前回より微増ながらまだ基準より低値であることが説明されたのち、
この8週間の経過を聞かれた。

まず、体感から話し出し、
前回や前々回の"レミケードの効きが悪い"と感じた時よりも調子が良いと感じていること、
特に6〜8週目の効果が切れてくる時期にあまり悪くなっていないと感じていることを伝えた。

その後は、投与後からの経過を順を追って話し、
レミケードはいつも通り速やかに効いて、投与後数日で出血がなくなり、便も正常な状態に戻ったことや、4週目、6週目にやや多めの出血があったこと、4週目頃から出血が見られるようになったが、頻度は2〜3日に一回程度で出血量が増えることがなかったことを話した。
これまでは、後半の6〜8週目になると夜に微熱が出ることがあったが、今回は全く出ていないことも伝えた。
腹痛の有無についても確認され、これも無いことを伝えた。

また、気になることとして、投与翌日(6/20, 木曜)の夜から金曜の午前中まで37.5℃前後の発熱があったことも伝えた。
これについては、担当医は「うーん」と悩んだ後、「それは薬の副作用かわかんないね」とのことで、熱が続いたわけではなかったことから保留となった。

診察を終えて、今回もレミケードの倍量投与を行う事に決まり、次回の来院予定も決めた。

最後は前回出た投与時の副作用の対処についての話になった。
投与時の副作用が以前の病院では出ていなかったこともあり、「前回たまたま出ただけかもしれない」ということで、
今回も事前のステロイドを打たずにやってみようということになった。

ステロイドの使用については「ステロイドは良いんだけどね。でもね・・」と担当医の言葉が歯切れが悪く、使わなくて良いなら無駄に入れたくはないという感触をうけた。
私も同意見だったので特に抵抗することもなく受け入れた。
「なんかあったら我慢しないですぐに言ってください。すぐに対処しますから」と言われ、副作用の話は終わった。

「倍量投与で効くと良いけどね。では準備します!」ということでレミケード前の診察は終わり、再び待合室に戻って待つことになった。


点滴に備えて早速トイレを済ませ待合室で待つ。
20分ほど経って「そろそろ呼ばれそうかな?」と思っていると、何だが便意を催してくる。
我慢しようかとしばし逡巡した後、やはり悶々としたまま点滴を受けたくないので急いでトイレに行って用を足して来た。
席に戻るのとほぼ同時に声をかけられ、点滴室へと連れて行かれることになった。
道中で血圧測定の結果を求められ、「ココは自分で血圧を測っておくんだった」と思い出し、エレベータ前で待ってもらい、急いで血圧測定を行う。

ただ、出てきた結果を見てびっくり。
上が150を超えている(下は74)。
「いつもより異常に高いので測り直した方が良いかも」と言いながら結果を看護師さんに渡すと、「いつもはいくつぐらいですか?」と聞かれる。
「110の70くらいです」と答えると、「ちょっと高いけど、このくらいなら大丈夫です」とのことで、測り直しもなく点滴室に向かった。



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