くろーんもーのクロ歴史

2018年の3月に35歳を過ぎてクローン病と診断されたおっさんの備忘録的なブログです。病状や治療のことを書き綴ります。

ヒュミラ 22〜25回目 免疫調整剤は継続、久しぶりの腹痛 その2(2/2)

<<その1からの続き>>


会計をして薬局に行くと、病院の待合室とは違って他に誰もいなかった。
早速処方箋やお薬手帳などを渡して用意されるのを待った。

他に待っている人がいないのですぐに薬が用意されていくのだが、なかなかエレンタールの箱が出てこない。
「動ける人が少ないのかな?」と思っていると、処方箋を持って薬剤師のおばちゃんが出てきたので用意された薬の確認をすることになった。
「薬の確認をしながらエレンタールが運ばれてくるのを待つのかな?エレンタールは4箱キッカリだから数を間違えようもないし」と思いながら処方された薬の確認をすると、エレンタールだけが処方されていないようだ。

「今日はエレンタール1つもないんですか?」と聞くと「出てませんよ??」とのこと。
「前回、在庫調整のためにエレンタールを出してもらわなかったので、
今回は電子カルテからエレンタールの項目が消えており、入力し忘れたのではないか」ということを説明したら「あーそれならあり得るかもね。先生に確認します」とすぐに納得してもらい、病院に確認をしてもらった。

結果、いつも通りの4箱を処方されて送ってもらうことにし、フレーバーをバッグに詰めて家に帰った。

 

家に帰ったら早速ヒュミラの注射をして、
この週は遅い夏休みを取っていたので昼過ぎに午睡を取ったのだが、途中で腹部の違和感を感じた。
半分寝ぼけながら「昼食後、眠るのが早すぎたか?へんな姿勢で眠ったからか?」と思いながらもう一度眠ったが、夕方に痛みを感じて起きた。

起きてみるとやはり痛みがある。
横になるのをやめて座っていたが痛みが消えることはなかった。
痛む場所は、腹の上部・中部・下部に時間とともに無作為に移り変わる。
痛む箇所は、(脇腹だけ、中央部だけといった)局所的なものではなく、横にぼんやりと長く拡がる(「腹の上部全体が痛い」のような)感じで、捉えどころが無い。
姿勢を直しても、時間が経っても消えないことから、寝てるときに内臓を圧迫した、ひねった、ではないことが分かってきた。

これまで腹痛を感じたのは、レミケードを開始する直前の最も体調が悪かった時期だけだが、
今回の痛みにはそのときほどの鋭さや強さではなかった。

それでも腹痛を感じるのは心配になる。
すぐに思いついたのは「狭窄が進行したのでは?」だったが、排便もでき、痛みもひどくないので、緊急性はまだないとして、様子を見ることにした。
「腹痛は全くないですと言って帰ってきたその日にコレとは・・。」と思いながら、「この状態が続くようなら明日にでももう一度病院だな」と考えながら過ごした。
その日は(おそらく精神的なショックもあり)食欲も無く、かなり軽めの夕食を摂って眠ることになった。
夜の遅い時間には痛みが少し和らいでいるような気がした。

翌朝起きて感じたのは、「だいぶ良くなっている」という感想だった。
それでも痛みがぶり返すかもしれないので恐る恐る起きて朝食を食べて過ごしたが、悪くなることは無かった。
完全に痛みが消えたわけでは無いが、
痛みの質も重く鈍い、だるいような(打ち身の痕のような)感じに変わり、痛み自体も弱くなった。痛む領域も前日より狭くなった。

痛みが軽くなったので、もう少し様子を見ていると、さらに翌日には痛みも弱まり、土曜の朝には完全に消えていた。
その後は痛みの再発は無い。

3日で痛みが消えたことから追加の診察をしてもらってはいないので、詳しいことは分からないが、
痛みは炎症から来たものだろうと結論している。
この週は便の状態、排便回数からもヒュミラの効果が早めに切れてきていることが感じられることと、
痛みが消えていく期間が便の状態の回復期間(=ヒュミラが効いていく過程)とよく似ていること、
その後は痛むことがまったく無い(狭窄ならば時々痛むことがあるはず)のが、そう思っている理由だ。


【22〜25回目の体調のメモ】
22回目、7/29(水) 11:20頃右の太ももに打つ
7/30(木) 午前中から弱い頭痛(頭が重い感じ)が続く。何度か検温したが、熱は常に36.5℃前後で、発熱は一切無い
7/31(金) 前日と同様、軽微な頭痛がある。発熱はなし
8/1(土) 軽微な頭痛続く。軽い運動で汗を流しても治まることはなかった。発熱はなし
8/2(日) 頭痛無くなる
8/5(水) 便の状態良い。排便回数2回
8/7(金) 便の状態良い。
8/9(日) 昼食・夕食のせいか夜に下痢

23回目、8/12(水)注射の予定を完全に忘れており、17:20頃に右腹部に注射。
8/13(木) 便の状態はぼちぼち。副作用のようなものも感じない
8/14(金)〜16(日) 便の状態はやや不安定。下痢になることもある。便がやわらかいため出血はほぼない。
8/17(月) 朝からしっかりした形を持った便がでる。朝は出血が無かったが、午前にもう一度排便があった際には少し出血。
8/18(火) 前日と同じく良い状態が続いたが、日付が変わった1:30頃に目が覚めると下痢。その一度だけで再び就寝できた。
8/21(金) 日中は形のあるしっかりした便。回数も少なく出血も少ない。
8/22(土) 飲酒後、夜に下痢気味。
8/23(日) 夜に下痢気味。週末は飲酒と食事が少し脂っこいためか下痢になることがある。
8/24(月) 便の状態はやや緩くなり、頻度も4〜5回程度になる。このあとも、その状態が続く。

24回目、8/26(水) 8:00頃右上腕に注射してもらう。薬液注入時に痛みを感じる。注射後も午前中は注射痕近くの上腕三頭筋に痛みが残り、少し焦る。腕は脂肪が薄く、筋肉が近いため位置によっては痛みが出るようだ。
8/27(木) 朝、便の状態はよい。出血無し。
8/31(月) 脂と飲酒のためか夜中に下痢。
9/2(水)便の状態良い
9/7(月)軟らかい便が出る。午前中に2回。

25回目、9/9(水)9:45頃左の太ももに打つ。薬液注入時のみ少し痛みあり。発熱などは一切無し
9/10(木)便の状態は形はあるが軟らかめ、排便回数は3回。
9/11(金)便の状態は変わらず。
9/14(月) やや軟らかい便。
9/16(水) 午前は良い状態も夜に2度やや柔らかい便。排便回数は3回
9/17(木) 良い状態。排便回数は2回。
9/21(月) 下痢気味。排便回数も多い
9/22(火) 昼過ぎから下痢