クローン病との確定診断
内視鏡検査の翌週の3/30(金)に診察を受けに行くと、検査時に採取した組織の生検の結果を伝えられた。クローン病と矛盾しない組織が認められるということだった。
自覚症状や痔瘻に加え、内視鏡・血液検査・生検とすべての検査がクローン病の特徴を示しているのでやはり間違いないだろうということになった。
生検の結果を待って確定診断となったわけだが、前の週に病名を聞いて、すぐには死なないことは分かっているので「(生検の結果から)もっとヤバい病気じゃ無くて良かった」というぐらいの感想で動揺は無かった。
その後は問診があり、1週間の状態はどうだったかを話した。
私の場合は、1週間でお腹とお尻の調子が目に見えて改善したのでそのことを伝えた。
病状についていくつかの質問をされた後、先生は「効いてますね」と言い、今後もしばらくはこのままの標準的な治療を続けることと、痔瘻の手術よりもまずクローン病の治療(寛解導入)を優先することが告げられた。
診断を受けてからいくつかの資料を見て勉強したので、この頃くらいから低脂肪・低残渣の食物が見分けられるようになり、食事療法も自主的に始めた。
お腹の調子と食べたものの関係を調べるために食事内容と体調のメモも付け始めた。
私の場合は、かかった病院の医師が痔瘻以外の病気を疑い、そのおかげで短期間のうちに病気が発覚しすぐに治療を開始できた。
診断を受けるまでに紆余曲折があり苦労したという話はよく目にするので、これはとても幸運であると思っている。