くろーんもーのクロ歴史

2018年の3月に35歳を過ぎてクローン病と診断されたおっさんの備忘録的なブログです。病状や治療のことを書き綴ります。

レミケード7回目

レミケードの6回目は効果が不安定で、状態をつかみにくかった。

点滴直後は出血も止まり良い状態だったが、1週目の木曜の午前中に大きく出血し、そこからは状態が不安定になった。

体感としては、「点滴後4週目からスタート」のような感じだった。
年末年始に点滴の間隔が1週間余分に空いて、9週目は特に調子が悪かった事を思い出し、「4月は大丈夫なのか?」と不安になったが、
やや低調な状態から大きく下がることは無く、振り返ってみると4月も3月もあまり状態は変わらなかった。

2週目には便が軟らかくなりだし、金曜は排便回数が多く5,6回、土曜には少し多めの出血もあった。

3週目の週末頃には出血が2日に1回程度になる。この頃から肛門付近に鈍い痛み(違和感)を感じるようになる。この鈍い痛みは現れたり、消えたりが続いた。
便の状態は軟らかいが、形は保っており、時々固く良い状態に戻る。

4週目の水曜も夜に少し多めの出血があり、その他は前週と変わらず。

4月に入った5週目は木曜に下痢になるが、翌日には回復し、週末には、朝は良い状態の便が出るようになった。出血の頻度は増えず、週に1〜2回あった。この頃、夜に短い時間37℃台前半の発熱があることがあった。

7週目は発熱が無くなり、便の状態が良い状態に戻ってきた。中頃にはしっかりした良い状態の便が出るようになり、排便の回数も前半は3〜5回とやや多かったが、後半は3回前後と落ち着いた。出血は金曜に少し多めだったが、頻度は変わらず週に1〜2回。この頃になると、肛門付近の違和感はいつの間にか感じなくなっていた。
8週目も前の週と同じような調子で過ごした。


7回目のレミケードは4月30日に受けた。
いつものように8:45頃にクリニックに着いて受付をしたが、この日は祝日のためか、雨が降っていたためか待合室はまばらに人が居るだけだった。

9時過ぎに呼ばれて診察を受けた。
診察で、今回は今までと様子が違い、調子が安定しなかった事を伝えると、
「レミケードはよく効きますが、効かなくなることがあります。症状や血液検査の結果から判断しますが、その場合には別の薬に変えることでまた効くようになります」と言われ、暗にヒュミラへのスイッチを提案された。
次回から転院する予定なので、話を聞くだけだったが、私としてはレミケードで粘りたいという考えなので、初めて方針が食い違ったなぁという感想。

抗ヒスタミン剤を飲んで点滴室の前でしばらく待ち、いつも通り最初のみ検温と血圧の測定を行った。
異常は無かったので、検査用の血液を抜かれたのち9:30頃から点滴開始となった。

普段は左腕に点滴をするが、この日はいつもとは違うベッドだったので右腕で点滴をした。
開始からしばらくすると右の脇腹から腰にかけてかゆみが出て、その後胸にも少しかゆみが出たが、今回は足はかゆくならなかった。

適当な間隔で様子を見られながら、読書をして過ごした。
右手で点滴をしているので本が読みづらかったのと、数日前から鼻水、鼻づまりが続いており、横になっていると少し辛かった以外は問題無く点滴は終わった。

コレも毎回のことだが、レミケードとビカーボン液を入れた後は小水に行きたくなるので、点滴後はまずトイレに行き、その後受付で精算を済ませた。
点滴は12時頃に終わったので、人がいっぱいの待合室を想像して向かったが、この日はやはり来院者が少ないのか待合室はすでに閑散としていた。

薬局でいつもと同じ薬と大量のエレンタールをもらい、タクシーに詰め込んで帰宅。13時前には昼食を摂ることが出来た。

心配していた点滴後の調子は、今のところ悪くはないようだ。
点滴後2〜3日はまだ出血があったが、その後は無くなり、1週目の週末には便の状態が良い状態になり、それが2週目に入っても続いている。
途中、5/9(木)の昼過ぎから夕方にかけて下痢になり、何度かトイレに行くことになった。夜には37℃台前半の微熱も出たが、翌日には回復して発熱もなく、排便も2回と落ち着いている。