くろーんもーのクロ歴史

2018年の3月に35歳を過ぎてクローン病と診断されたおっさんの備忘録的なブログです。病状や治療のことを書き綴ります。

レミケード8回目(倍量投与初回)その1(1/3)

6/19に8回目のレミケードの点滴を受けた。
今回は初めての倍量での点滴を受ける。
妻が「(転院先の)病院の中や点滴をしている様子を見てみたい」と言うので一緒に病院に向かった。

予約の9:30に病院へ行き、受付を済ませる。
待合室で45分程度待つと診察室へ呼ばれたが、全く同じタイミングで検査からも声がかかった。
声をかけてきた検査技師さんに「たった今、放送で診察室へ呼ばれたんだけど・・」と言うと、
「えっ!?では確認してきます」と診察室へ確認に向かってくれた。

すぐに戻ってくると思って検査室の前で待ったが、なかなか戻ってこない。
「なんかトラブルがあったのか?」と心配したが、
数分で戻り、「先に血液検査をして、それが終わったらそのまま診察室に向かっていただきます」とのことだった。

ここで血液検査をするのは2度目なので、消毒でトラブルは起きないかなどの簡単な確認をされた後すぐに血液を採られた。

採血が終わると絆創膏を貼ってもらい、診察室へ向かう。
担当医に断ってから妻も一緒に診察室に入った。

最初に、前回の診察からの1週間の体調を聞かれ、それまでと変わっていない(軟便、時々出血、腹痛無し)と答えた。
担当医は、私の症状に特に変わった様子がないことを確認すると、
内視鏡の画像や血液検査の結果をモニターに映して、私の状態や検査結果についてを妻に説明してくれた。

説明が終わると「血液検査の結果が出るまで外でお待ちください」と言われ、診察室の外に出たが、1分くらいで呼び戻された。

診察室に戻ると、先ほど行った血液検査の結果が、それまでの血液検査結果とともにモニターに表示されていた。
着席を促されながら「検査結果が出ましたので見ていきましょう」と言われた。
思わず「(検査結果が出るの)早いですね」と言うと、
担当医は「そう。ココは早いの」と言って結果を説明してくれた。
カプセル内視鏡検査のために鉄剤を飲んでいなかったわりには血色素は12で、やや低いくらい、CRPは前回より少し下がって2.5、アルブミンは相変わらず基準値を割っていた。

「(検査結果に特に問題もないので)予定通り倍量でのインフリキシマブ(レミケード)をやりましょう。準備します」と言われて、待合室に戻った。


待合室でしばらく待っていると声をかけられ、検査室へ連れて行かれる。
「点滴室ではないのか???」と思ってると、「今日は点滴室が空いてないのでここでやります」とのことで、検査室の心電図用のベッドに向かった。
点滴室が空いていないのは先週急に予定を入れたからだろうか。

ベッドに着くと血圧測定の結果を要求される。
「何のことですか?」と言うと、「いつも測ってる血圧の紙です」と言われる。
担当医からの指示書には「インフリキシマブ 8回目」とあって、ここでのレミケードに慣れている患者と勘違いされたらしい。
「転院してきて、ここでの点滴は初めてなんです」と言うと、「ああ、なるほど」と、血圧計の場所を教えてくれ、
点滴前に自分で測って出力される紙を持ってくるのがこの病院のルールだと教えてくれた。

血圧を測って持って行くと、トイレは大丈夫か確認されたあと、横になって左腕に点滴を受ける。
この病院では流量計があって点滴の量や速度がデジタルでモニターできる。

「2時間で落としていきますね。はじめはゆっくり落としていきますからねー」と言われ、点滴が開始された。
ぶら下がっている点滴の量はいつもと同じ250mlで、「"倍量"なのに量が変わらないな。終わったらもう一本追加されるのかな」と思いながらそれを見ていた。

開始後、間もなくしてモニターが流量異常の警報を鳴らし始める。
点滴を見て、落ちる速度に異常が無いのを確認してからナースコールを押し、看護師さんを待った。
しばらくすると看護師さんがやって来て点滴や流量計がチェックされた。
問題がなかったことが確認され、「ごめんなさいね。点滴の開始時に鳴ることがあるんです」と言われ、すぐに点滴が再開された。
よくある初動時のエラーだったようで、今後の点滴でもたまにあるかもしれない。



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