くろーんもーのクロ歴史

2018年の3月に35歳を過ぎてクローン病と診断されたおっさんの備忘録的なブログです。病状や治療のことを書き綴ります。

転院後2回目の診察と今後の方針 その2(2/2)

その1からの続き。

今後の方針が決まると、現在の体調を問診しながら、いつ点滴をしようかという話になった。
担当医が急に、
「今日この後やろうか? おーい、○○さーん(看護師さんの名前)、今日バイオシミラーできる?」と言い始めたので、
「せっかちすぎる!」と思い、慌てて「これからやるんですか?」と確認した。
何しろ昼食も食べていないし、今から倍量で始めたらいつ終わるかも予想がつかない。

私の様子を見てか、「あれ?本当はいつやるんだっけ?」と確認されて、「6/25が8週目なので本来はその日です」と答えた。
すると、「じゃあ急ぐことはないか。 ○○さーん、さっきのやっぱいいや。今日のバイオシミラーはやらないです」と、今日の点滴はキャンセルになり、
「(担当医が水曜しか来ないので)6/19と6/26とどっちが良いかな?」ということになった。

6/17に行う小腸検査の結果がわかってからではどうかと思って、
カプセル内視鏡の結果が出る時期を聞いたが、「1ヶ月くらいかかる」ということで、19でも26でも条件は変わらないことがわかった。

そこで、8週を過ぎるよりは手前の方が良いと思い、6/19にやってもらうことにした。
カルテに「インフリキシマブBS」と書かれたようなので、レミケードではなくバイオシミラー(後発の生物学的製剤はジェネリックではなくバイオシミラーと呼ぶ)を点滴されるようだ。
「なるべく最新のデータが欲しいので、点滴の前に血液検査をしてください。すぐに出来るように用意をしておきますので」と言われ診察は終わった。


後は会計をして帰るだけだが、特定医療費助成の受給者証がまだ届いていないので支払い方法に不安があった。
レミケードは3割負担でも、通常量で8万円くらいかかるはずで、倍量だとその倍は払わないといけない。そんな金額は急に財布から出てくるものではない。

会計で呼ばれた際に、「カードは使えるか?」と確認してみると、「現金だけなんです」と申し訳なさそうな顔で言われた。

「次回、レミケードを受けるのだけど、引っ越してきたばかりで受給者証がないんだが、いくらぐらい持ってくればいいですか?20万ぐらい?」と聞くと、
「そんなにはいらないですよ」と言いながら調べてくれ、「投与量にもよるんですが、うちはジェネリックのようなものを使っているのでレミケードより少し安くなって、5〜6万円くらいです」と教えてくれた。
「じゃあ、倍量投与で2倍の量入れるので10万ちょっと持ってくれば大丈夫ですかね」と言うと、
「そのくらいで大丈夫だと思います。もし万が一足りなければ、次回にお支払いということも出来ますので、よろしくお願いします」とちょっと申し訳なさそうに言われた。

支払い額の目処もついたので安心して帰宅する。
午前中には終わると思っていたのに、病院を出たのは12:15頃になっていた。