くろーんもーのクロ歴史

2018年の3月に35歳を過ぎてクローン病と診断されたおっさんの備忘録的なブログです。病状や治療のことを書き綴ります。

フレーバーがなかったら

出先で「エレンタールは持ってきたのにフレーバーを忘れた」という経験が2度ある。

一度目の時は買い物に行く時間的・距離的余裕が無かったことと、多分に興味本位で、エレンタール1包分を何も味付けせずに飲んでみた。

味は、・・・マズイ。

喉が渇いていたので半分くらいまでは快調に飲むことができたが、その後は水をチェイサーにして無理矢理流し込むことになった。

まずいにはまずいが、以前一度だけ飲んだコンソメ味はくどくて途中で捨てたので、飲みきれる分だけフレーバーなしの方がマシだろうか。
それでも、もう一度飲もうとは思わないが。


二度目は宿泊先に着いた際に気づいた。
フレーバーなしで飲む不味さを経験しているので「帰るまで生で飲むのか・・」と絶望したが、
「こういうときこそフレーバー以外のもので割って飲んでみるチャンス」と開き直って果汁100%のジュースを複数買ってきて割って飲んだ。

基本的にはどれも問題なく飲むことができたが、特にオレンジやパインのような酸味が強めのものは美味しく飲むことができた。
それに比べるとリンゴやグレープ、キウイは後味に苦みのようなものを感じたので、上記に比べるとやや味が劣った印象だ。
果汁100%のジュースはどれでも飲める味にはなるが、問題点は水に比べてかなり溶けにくいという点だ。作るのにかなり時間がかかる。

果汁100%ジュースで割るという飲み方が気に入ったので、家に帰ってから、溶けにくさを解消するために水とジュース、半々で割ってみた。
まず水を入れて、その後にエレンタールを入れ、シェイクする。
かなりの程度エレンタールを溶かしたら、最後にジュースを入れて粉を溶かしきる。
そうすると、水と遜色ない溶けやすさになり、味は少し薄くなるが飲みやすさは変わらなかった。
リンゴのように味が薄めの場合は、ジュースと水の比を150:100のようにして濃いめにすると美味しく飲める。

今は、家では果汁100%ジュースで割る飲み方ばかりになり、ジュースの1リットルパックを常備して飲むようになっている。
果汁100%のジュースといっても、品種の違いか、濃縮還元の具合に違いがあるのか、同じ果実名でもメーカーごとに味が異なるので、水とジュースの比を調節したりして美味しく飲めるようにしている。

果汁100%のジュースで割ることの副次的な効果として、エレンタール溶液のpHが上がる(中性に近づく)のか、一気に飲んだ後でも下痢をしなくなったように感じる。
ただし、フレーバー以外の物を混ぜるというのは正規の操作では無いし、薬剤師さんなどに確認をとったわけでもないので、自己責任で行っている。
上記の「pHが変化しているかも?」など性質に変化があるかもしれないので、記事を読んでやってみようという人はご注意願います。