くろーんもーのクロ歴史

2018年の3月に35歳を過ぎてクローン病と診断されたおっさんの備忘録的なブログです。病状や治療のことを書き綴ります。

プロテインシェイカーと夏のエレンタール

今年も夏は暑い。
週末から暑さが落ち着き、"平年並み"の気温になるそうだが、それでもまだしばらく暑い日が続く。


夏は汗をかくので水分摂取量が増え、エレンタールを飲むのは楽になる。
だが、気温が高いので、水道水がぬるくエレンタールもぬるくなる。
そしてぬるいエレンタールはマズい。

ということで、暑い時期は冷たいエレンタールを作って飲むことにしている。
冷水にエレンタールは溶けにくいが、プロテインシェイカーを使うと溶けにくさが解消されて暑い時期にも快適に飲むことが出来る。



プロテインシェイカーを使い始めたのは1年半くらい前で、きっかけは付属ボトルの溶けがイマイチだったからだ。

エレンタールの飲み始めの頃は物珍しさや「治療」という意識もあってさほど気にならなかったが、
飲み始めて1年も経ってくると、食前に長い時間振っていなければならないのが煩わしくなってきた。
エレンタールは毎食作らなければならないので、そこで毎回時間がかかってイライラしてくる。

こういう小さな面倒が積もっていくとエレンタールを飲むこと自体が億劫になってくるので、対策を考えることにした。
「同じように"粉を溶かして飲む"と言えば、プロテインだ。利用者も多く、溶けにくいプロテインのためのシェイカーならもっと改良されて優れているはず」と思い、
プロテインシェイカーを探してみると、思ったよりかなり多くのボトルが世の中にあることが分かった。
種類が多くて迷ってしまったので、商品のレビューや製品の比較しているページを回って、評判の良さそうな飲み口付きのものを買うことにした。

使ってみての感想は「溶けるのが早い!」だった。
私の代わりによく作ってくれている妻も同じ感想だったので、付属のボトルより溶けやすいようだ。

シェイカーボールも付いてきたので一度使ってみたが、溶けやすさはあまり変わらないわりに洗うのが面倒だったので、その後は使っていない。

大きいボトルが良い使い心地だったので、同じメーカーの一回り小さいボトルも買い、1包分を作るときや外出時に利用している。

ボトルを変えることでエレンタールの溶けが良くなったので、冷水で溶かすことも苦ではなくなり、暑い季節は助かっている。
以前の記事で書いたジュースで割る場合も冷水で作りやすくなった。

冷蔵庫でしっかり冷やした冷たい水でもよく溶けるので、
最近は冷水でエレンタールを溶かして、フレーバー代わりの果汁100%のジュースを加えて飲んでいる。

ただし、冷たいとのど越しが良いのでグビグビいってしまいそうになる。
喉が渇いているときは事前に水を飲んだりして、一気に飲まないように意識して飲むようにしている。

1包分で作るときは少量の冷水だとさすがに溶けにくいので、常温の水で溶かしてジュースを入れ、最後に氷を入れて冷たくしている。
氷はかなり大量に入れないと冷水のように冷たくならないし、溶けると飲む量が増える(氷込みで規定量になるように作ると、氷が溶けるまでの間は濃い溶液を飲むことになるので下痢をしやすく、よろしくない)ので、ちょっとイヤなのだがしかたがない。


最近の悩みは、ゆっくり飲んでいるとぬるくなってくることやボトルの結露がすごいことで、
ボトルごと突き刺せるような口の広いタンブラーを探していたが見つからないので、諦めて保温機能付きのシェイカーを買おうと思っている。

エレンタールは栄養バランス的に気に入っているし、長い付き合いにもなるだろうから、なるべく快適に、飽きずに飲める工夫をしていきたい。